|
《イギリス日記》
1日目
午後15時にヒースロー空港着。天気も良く、楽しい事が始まる予感にワクワク気分も最高潮!!車で1時間で寮に到着。シスターが運営している学生のための寮で、質素だけどキッチンや洗濯機など生活のための物はすべてそろっていて暮らしやすい所。平日は朝晩食事が出るので助かるし。イギリスのご飯はおいしくないというイメージがあったけれど、寮のご飯はおいしかった(^▽^)ただ量はすごく多いので減らしてもらわないと食べきれないけど…(^^;)他のテーブルを見るとみんなペロリと食べていて、しかも食べるのが早いのでびっくり!寮は現地の人以外にもいろいろな国から勉強に来ている学生さんたちがいて、日本人留学生も何人かいました。夕食後は近所を散歩。ロンドンの中心地から少し離れたベルサイズパークという所で、レンガ造りのかわいい建物が立ち並び、オープンカフェもたくさんあっておしゃれな所。イギリス人は古いものを大切にするので建物も内装のみ変え外観はずっと古いまま残すのだそう。だから歴史を感じる味のある建物が多いんですね。それと景観を美しく保つため窓から洗濯物を干すことは禁止されているんだそうです!ハムステッド・ヒースという広大な公園が近くにあってのんびり散歩しました。今の時期は21時ぐらいまで明るいので、夜の散歩も安全です。湖のそばでは白鳥の親子が休んでいました。
|
|
2日目
長旅の疲れで、前日早くに熟睡したので、明け方の4時頃に目が覚めてしまった!でもすぐ2度寝してゴロゴロしてましたけどね。朝雨が降っていましたが、イギリス人はあまり傘をささないそうで、平気で濡れて歩いてる人が多かったです。雨の多い国だからいちいちめんどうなんでしょうね。レインコートを常に来ていて、降るとさっとフードをかぶるだけという人も多かったです。第一回目の授業はみんなの疲れを考慮して午後からスタート。学校のそばにおいしいベーグル屋さんがあるというので、早めに行ってそこでお昼にしました。確かにすっごくおいしい!!(*^^*)こんがりトーストしてくれて香ばしい味だった。
さあ肝心の授業の方はといいますと…。陽気でチャーミングなニコル先生と対面し、今日はみんな時差ボケで疲れた顔をしているということで、疲れを癒す内容の授業にしてくれた。まずは、みんなで体操。その後二人組になってボディストレッチの仕方を教わる。これは、アロマトリートメントの前などにタオルの上から行なってクライアントさんに安心感を与えたり、身体をほぐすのに役立つそうなのでしっかり覚えました!それから時差ボケ対策にとニコル先生がブレンドしてくれたオイル(グレープシードをベースにラバンサラとスイートオレンジ)を使ってお互いにトリートメント。だいぶ疲れがとれました♪
|
|
3日目
授業第2回。午前中は占星術について。専門用語が多いので難しかったけど、興味深い話だった。まず中心に自分という小さな存在があり、まわりの宇宙の影響を常に受けているのだという話だった。月は水を支配したがるので満月の時は津波が多いとか、今は火星に何かがありその影響で様々な天辺地異が起きているとか。話が大きすぎてピンとこないですよね(^^;)それから、星座ごとに不調になりやすい場所が決まっているという考え方も教わりました。例えば牡羊座の人は頭、双子座の人は腕、山羊座の人はひざが不調になりやすい傾向があるんだとか。あと、産まれた場所と日時で占ってもらうと、私は冷静で水で火を消すように争い事を鎮める力があり、賢者になるんだとか。あたってるといいけど、どうだろう?
午後はチンキ(ハーブのオイル漬け)作りをしました。びんに材料を入れ2週間ほど漬け込むと出来上がり、マッサージオイルに混ぜてトリートメントに使ったり、紅茶などに混ぜて飲んでもハーブティーと同じように効能が得られるそうです。
夜は、イギリス在中の日本人アロマセラピストのお宅で施術を受けました。日本では見た事のない精油もたくさんあり、香りを試させてもらいながらおしゃべりがはずみ楽しい一時でした。終わるとすっかり夜遅くなってしまい、車で寮まで送って頂きました。本当ありがとうございました(^^)
|
|
4日目
自由行動日。朝からロンドン市内をはりきって観光しました。でも、イギリスは涼しいと聞いていたのにまさかの30度を越す猛暑できつかった(><)!ビックベンやウェストミンスター寺院など有名な観光スポットを観た後、バッキンガム宮殿で衛兵の交替式を観ました。早めに場所をとっておかないと人の頭しか見えないと聞いていたので、30分ほど前に行きました。土曜日ということもあり、すでに観光客が大勢いました!ものすごい暑さの中ふらふらになりながらも人の間から必死に観ました。衛兵さん達も暑いのに大変だなぁ。ほんとつらそうでした…。でもかっこよくて頑張って観た価値はありました。その後、コベントガーデンに移動し、まずはお昼を食べようということになり、行こうと決めていたニールズヤードのオーガニックサラダバーを探しました。細い道を入っていく分かりずらい場所にあり(ガイドブックの地図もテキトウすぎて分かりずらい)いろんな人に聞きまくり、暑い中迷いまくってようやくたどりつきました(^^;)ニールズヤードのショップのイメージとはまた違ったポップな色合いのお店で、すごくおいしくようやくほっと一息つけました♪食後は隣にあるニールズヤードのショップに入ったり、他にも近くにアロマショップや、ヒーリング系のおもしろいショップがあり、ショッピングを楽しみました(^^)ピカデリーサーカスへも行きバーバリー本店でお土産を買いました。一日中はりきりすぎて、寮に帰る頃にはバテバテでした…。
|
|
5日目
自由行動2日目。一日パスツアーを利用しコッツウォルズへ行きました。昔、羊毛で栄えた地方で絵本の中に入り込んだようなハチミツ色のかわいらしい家が立ち並ぶ、のどかなカントリーサイドです。まず行ったのはバーフォードという町ですが、ツアーなので慌ただしくここでの自由時間はたったの45分!お昼を食べただけで終わってしまいました…。もっと見たかった。次ぎはボートン・オン・ザ・ウォーターという川のほとりの小さな町で“コッツウォルズのヴェネツィア”と呼ばれる美しい所でした。友達と離れ自由に買い物をしていたのですが、ふと気が付くとなんと道に迷ってしまいました(><)!!同じような建物が多く、方向音痴の私はどこで曲がるのか分からなくなってしまい、あせりまくりました!なんとか人に聞いて集合場所にたどりつけほっとしましたが、ツアーの集合時間に10分も遅れてしまいました…。スミマセンm(_
_)m 最後に行ったのはウィンストン・チャーチルの生家ブレナム宮殿です。ジョン・チャーチルがフランス軍を破ったごほうびに女王から贈られた広大な敷地を持つ宮殿で、観光客に一部公開されています。ここで結婚式も上げられるらしく、ちょうど式を終えた二人に出会いうれしくなって写真を撮らせてもらっちゃいました。美男美女カップルで見ているだけで幸せな気持ちになりました(*^^*)♪
|
|
6日目
授業第3回。今日の授業は“インディアン・ヘッドマッサージ”。ゲスト講師のマーガレット先生はとってもやさしく、分かりやすいていねいな授業でした。もともとインドの散髪屋さんで行なわれていたのが始まりで、頭だけでなく肩、腕、首、顔もほぐすものでソフトなのにとっても気持ちよくこれはすぐに使える!と思いました。
授業後は学校の一つ先の駅カムデンタウンでアロエベラを買ったり、オーガニックのお店でショッピング。夕食後はハムステッド・ヒースを散歩しました。ちょうど21時頃で沈む夕陽がきれいに見れ癒されました♪
|
|
7日目
自由行動日。はりきりすぎたのと連日の猛暑でさすがに疲れてきたので、この日はそれぞれ一人でのんびり過ごすことに。それにしてもイギリスでこんなに暑いのはめったにないことなんだとか。めずらしく雨がぜんぜん降らないし。暑さに慣れていない国なので、どこへ行っても冷房がなくて辛いし(><)でも現地の人たちは日光にあたるのがすごくうれしいらしく、公園の日向で平気で昼寝してまっかに焼いてる人をたくさん見ました。冬は日が短く15時ぐらいには暗くなってしまうそうなので、日の長い今の時期が貴重なようです。日本人のように日傘をさすなんてもってのほかだとか。お肌はだいじょうなのか心配ですが…。この日はのんびりと出かけ、ベスナル・グリーンという所にある“Museum
of Childhood”(子供のおもちゃ博物館)へ行きました。テディベアやドールハウスなどかわいい物がたくさんあり、わりと空いていたので、のんびりと観ながらくつろぎの一時をすごしました(^^)ここもそうですが、イギリスではほとんどのミュージアムが無料なのでありがたいです。その後は公園でお昼を食べたり、プラプラと買い物し、早めに寮へ戻って身体を休めました。充電完了です。
|
|
8日目
授業第4回目。午前中は“キネシオロジー”。これは東洋の概念からきていて、鍼などの道具を使わずに、簡単な筋肉テストで身体の様子を見てバランスを整えるというもの。習ったのは基礎程度だけど、興味深いもので健康維持に役立ちそう。これをやっているサロンもあるそうで、受けた後はすごく楽になるんだとか。
午後はチェルシーガーデン見学。精油で使われている植物を実際に見ることができ、貴重な経験になった。やっぱりこの日も暑くフラフラだったけど(^^;)
夜はミュージカル“オペラ座の怪人”を観に行った。すごく好きなミュージカルの一つで日本で何度も観た事があったけど、本場はやっぱり違う!感動しました♪ところで、よくガイドブックなどにイギリスはミュージカルなどへはドレスアップして行かないと浮いてしまうと書いてあったりするけど、まったく気にしなくてだいじょうぶだった。もちろんフォーマルな服装の人もいるけど大半はカジュアルで、中にはTシャツ、ジーパンの人もいたぐらい。
|
|
9日目
授業最終日。午前中は“ヒーリング”の授業。ヒーラーでもあるニコル先生が一人一人のバランスを整えてくれた。みんなのオーラを感じ取り、疲れていたり、イギリスの食事がおもく消化不良を起こしている人もいると指摘。みんなそれぞれあたっていたみたい(^^)二人組になって相手の不調な部分などを感じ取り整える練習をした。漠然とだけどはっきり感じとる事ができおもしろかった。頭で考えすぎず感じることがやっぱり大切だなぁ。
午後は“風水”の授業。トリートメントルームは落ち着く色ばかりでなく、陰と陽をバランスよく組み合わせる事が必要など、サロンのインテリアに参考になる話だった。
ニコル先生といよいよこの日でお別れ…。一人一人修了証が手渡され、みんなを喜ばせようと内緒で用意してくれた手作り化粧品や、先生の書いた本をプレゼントしてくれた♪うれしくて感動☆一人ずつ本にサインをもらい、写真をとってもらった後、さみしい気持ちで教室を後にしました。
|
|
10日目
イギリス生活最終日。この日は“St Christopher's Hospice”というホスピスへ見学へ行きました。ここはなんと世界中で一番最初に設立されたホスピスで、学生のための教育プログラムもしっかりしていて、それぞれの専門家がていねいに説明して下さり、とても感動的なお話をたくさん聞け有意義な時間をすごしました。
ここでの3原則は、
1.コミュニケーションの重要性:不安を感じている患者さんに対し、病状や治療方法などをきちんと分かりやすく説明し安心させる。これによりウツ症状がかなりなくなるんだそう。
2.ペインコントロール:副作用に苦しむことなく痛みを緩和させる治療法。
3.家族へのケア:小さな子供も含め患者さんの家族全員にきちんと分かりやすく説明し、患者さんが亡くなった後も含め心のケアをしていく。家族の精神的負担がかなり軽減されるそう。
代替療法サービスも充実していて、アロマセラピー、リフレクソロジーの他にもアートセラピーやプロの芸術家が教える絵画教室、陶芸教室などがあり患者さんの心のケアにかなり役立っているそう。特にアロマ、リフレはかなり人気があるとのこと。ガン患者さんへのアロマトーリートメントは、以前から賛否両論聞いていましたが、注意点さえきちんと守ればまったく危険はないとのこと。精油の濃度は1%以下にし、通常の半分ほどのソフトタッチで行ない、時間は長くても40分ぐらいまで。精油は刺激の強いものは使用せず、よく使うのは、グレープフルーツ、ユーカリ、ラベンダー、ゼラニウム、ベルガモットだそう。キャリアオイルはカレンデュラをよく使うそう。もう誰も触ってくれないのではと思いこんでいた患者さんは、トリートメントという形で人に触られることで涙を流して喜ぶそうです。何よりも大切なのは患者さんに対する思いやりの姿勢で、技術がいくらあってもそれが欠けていたら何の意味もなさないとのお話を聞き、すごく共感しました。それから驚くことにこれだけ整った環境でありながら、ここへ入るのはまったくの無料なんだそう!(地域に住む人しか入れないのですが)。30%は国の負担で残りの70%はなんと国民の寄付で成り立っているのです!キリスト教信者が多い国だからこそチャリティーの精神が強いのだそう。患者さんや働いているスタッフの表情が穏やかなのも印象的でした。言葉では現せないほど感動し、イギリス研修の締めくくりにふさわしい内容でした。
|